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マスケッティア・オブリージュ ~凌辱の四美銃士~
第3章 堕ちる女隊長
(大きい……!)
ほんの一瞬、状況を忘れてカテリナの脳裏に驚きの言葉が浮かんだ。
先ほどまでは怒りのせいでまったく気にもとめなかったというのに、改めて見るとピエルは尋常とは思えぬ巨根の持ち主であった。
だが、すぐに我に返って戒める。
(なっ……何を考えているんだ、私は! 穢らわしい!)
「フフ……気になるか?」
「ばっ……馬鹿なことを言うな!」
「無理すんなって。言ったろ? ロージェヴィツは媚薬なんだ。体の力が抜けるだけじゃねえ。作り変えていくのさ……お前の肉体を」
「なん……だと……?」
ピエルがキャビネットへと引き帰し、再びブランデーのボトルを手に戻る。
「男が欲しくてたまらなくなるんだよ。やがてお前の肉体は理性を失くして、ただの牝になり下がる。そして目の前の男にむしゃぶりつく」
悪逆無道な台詞を事もなげに言ってのける。
(そんな……そんなことがあるわけがない)
だがしかし――そこで初めてカテリナは自身の体に潜む得体の知れぬ疼きを自覚した。くすぐったいような、チリチリと身の内から焦がされるような……。
(な……何? この感覚……もしかして……これが!)
「楽しみだぜェ……お前がどれだけ乱れるか……」
ピエルが残忍な笑みを浮かべた。
ほんの一瞬、状況を忘れてカテリナの脳裏に驚きの言葉が浮かんだ。
先ほどまでは怒りのせいでまったく気にもとめなかったというのに、改めて見るとピエルは尋常とは思えぬ巨根の持ち主であった。
だが、すぐに我に返って戒める。
(なっ……何を考えているんだ、私は! 穢らわしい!)
「フフ……気になるか?」
「ばっ……馬鹿なことを言うな!」
「無理すんなって。言ったろ? ロージェヴィツは媚薬なんだ。体の力が抜けるだけじゃねえ。作り変えていくのさ……お前の肉体を」
「なん……だと……?」
ピエルがキャビネットへと引き帰し、再びブランデーのボトルを手に戻る。
「男が欲しくてたまらなくなるんだよ。やがてお前の肉体は理性を失くして、ただの牝になり下がる。そして目の前の男にむしゃぶりつく」
悪逆無道な台詞を事もなげに言ってのける。
(そんな……そんなことがあるわけがない)
だがしかし――そこで初めてカテリナは自身の体に潜む得体の知れぬ疼きを自覚した。くすぐったいような、チリチリと身の内から焦がされるような……。
(な……何? この感覚……もしかして……これが!)
「楽しみだぜェ……お前がどれだけ乱れるか……」
ピエルが残忍な笑みを浮かべた。