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マスケッティア・オブリージュ ~凌辱の四美銃士~
第3章 堕ちる女隊長
 想いと裏腹に男の舌を求める自身の濡れ光る愛肉に驚愕しながらも同時にカテリナはまた自分が新しい快楽に堕ちていくのを感じた。

 ぺちょっ……ちゅぺちょっ……ちゅぱっ……くちゅちゅっ……

「は……んぅ……」

(こんな……私……自分から求めて……どうして……?)

「……そういうことだ。お前は俺を欲しくてたまらくなっているんだよ」
「ンフッ! ……馬鹿なッ!」

 ありったけの精神力をかき集めてどうにか顔を引きはがす、ピエルの唇の中から引き抜かれたカテリナの舌が未練気に宙をさまよう。

「フフフ……」

 応えるようにピエルの唇が接近する。もう顎をこじ開ける必要はなかった。

「あ……ああ……ううっ!」

 触れるや否やピエルを迎え入れるように切なく開き、その舌先を受け入れてしまう唇。カテリナが自ら夢中で口を吸いはじめた今、ピエルは空いた両手でその胸をまさぐり始めた。

「……あっ!」

(ダメぇ……)

 ベストの上から感じる親指の圧迫。乳房の内側から輪郭をなぞって優しく外へ。

 すずっ……ずっずずずっ……

「ん……ふぅっ」

 思わず甘い声が漏れてしまう。

(熱い……押された所が……ああっ……疼く……んあっ!)

 指の腹が時に寄り道を悦しみながらゆっくりと渦を巻くように円運動をふたつの隆起の中心へと近づけていく。

 その淫靡な刺激に堪りかね、カテリナの上体が左右に揺れ捻じられる。何かを迎え入れるかのように腰がゆっくりと上下してしまう。

(ああっ……ダメなのに……ダメなのにっ……ううっ、あっ……求めて……求めて……しまう!)

「ずちゅっ……んふッ! ぢゅるるる! んちゅっ!」

 口吸いもいっそう激しさを増し、愛肉の交接部で泡立つ唾液が弾けて飛び散らされていた。

「ああっ……」

 ぢゅるっ! ……ぢゅるるっ……ぷちゅちゅるっ……

 こちらも忘れるなと言わんばかりにピエルの親指が乳首をかすめる。

「あはアッ!」
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