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マスケッティア・オブリージュ ~凌辱の四美銃士~
第3章 堕ちる女隊長
「毛触りもいい……極上だぜ、お前」

 優しく、慈しむような指使いで恥毛の一本一本を撫でくすぐる。否応なく愛を感じさせられてしまう繊細な動きによって与えられる好ましさを伴った快感が、確実にカテリナの心の行き先をある方向へと誘導していく。

「ん……」
「フフ、気持ちいいか……」

 初めて他人に触られる恥ずかしい箇所の体毛を、恋人がするように優しく掻き揚げられ、あろうことか恍惚としてしまっている自分にカテリナは戦慄した。

(こんな……こんなことって……?)

「なあ、聞いてんだろ? 勿体つけづに教えてくれよ……気持ちいいんだろ?」

「き……気持ちいいわけ……」

(嘘よ……き……気持ちいい……)

「ホラ、こうするとイイだろ?」

 ピエルが淫裂に息をひそめていたカテリナの濡れた花芯を優しく掘り出した。

「ぅふあッ……クゥッ!」

 女の最も敏感な部分に絶妙な繊細さで刺激が加えられてゆく。

 遊び馴れたピエルにとって、女体への愛撫を使い分けるなど造作もないことだった。今、カテリナへ施している愛の感覚を伴った戯巧に陥落しなかった女は一人としていない。

 愛は心の垣根を貫通して女の精神を直接撃ち抜くのだ。ピエルの理解する愛情とはそういうものだった。

 陥落寸前の女は格別に美しい。濡れた唇から淫靡な荒い吐息を零れさせ、潤む瞳にはもう抵抗らしい抵抗の色もなく、されるがままに女の部分を弄らせてむしろ悦びに瞳孔をはしたなく拡げてしまっている。内股となった両の太ももは更なる蹂躙への期待にフルフルと震えるばかりだ。

 その肉体と心の変化――自らの情欲を口にして認めることは頑なに拒んでいるが、息も絶え絶えのこの有様では、それも時間の問題だろう。

「グチュグチュ言ってるぜ、ほら肉ビラがもう、ねだり汁でビショビショじゃねーか。ピンクの肉がいやらしく光ってるぜ……」
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