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マスケッティア・オブリージュ ~凌辱の四美銃士~
第3章 堕ちる女隊長
 ついに感じていることを口にしてしまったかと思われたその瞬間、しかしピエルの巧みな指使いが逆にカテリナに気づきを与えた。

 その示唆する所がカテリナにわずかばかりの怒りと正気を取り戻させる。

(こいつ……まさか……!)

「貴様……町の女たちも……あうッ! ……こうやって自由を奪って……」
「人聞き悪いなあ……一緒にお酒を悦しんだだけだって」

(や、やはり……!)

「許……せない……あっくッ! フゥッ……ン」
「許せないって、ハッ! お前だって現に今、悦しんでるじゃねーかよ」
「悦しんで……ンッ! なんか……ハッア! おぉんぅッ……ンハァッ!」

 ぶぴゅっ! ぴゅっ! ぷちゅっ!

 膣口の粘膜から染み出る蜜液が、浅瀬をいじり始めた指によって掻きだされ、その掌に噴きこぼれる。

 女体に完全に火が入った事を確信したピエルは、そこで突然愛撫を止めた。

(え……?)

 さんざんいじられた股間に残される物足りなさ。

 続けて欲しい……自分の肉体がそう言っているのがカテリナにもはっきりとわかった。その証拠に、残った快感を自ら昂めようと、腿が勝手に内股を擦ろうとモゾモゾと動くのだ。

(嘘……私……こんな……)

 そんなカテリナの蠢く尻に手をかざし、素肌に触れぬギリギリを低空飛行させるピエル。体温だけが肌をくすぐるその残酷甘美なエア愛撫が女体をいっそう追い詰める。

「くふぅっ!」

(さ……触って……いっそ触って欲しい……いやっ、何を考えているの……こんな奴に触られたくなんかないはずなのに……)

「ンンンンンンンーッ」
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