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マスケッティア・オブリージュ ~凌辱の四美銃士~
第4章 カーラ=ボニファス
カーラ=ボニファス――銃士隊随一の巨躯の持ち主で男顔負けの怪力自慢。腰すら覆う伸び放題のボサボサの赤毛の髪は燃える獅子を思わせる。豪放磊落、物事を深く考えない大雑把な性格は、その服装からも見て取れる。
ベストとブラウスを着込まず、その規格外の豊乳を直に覆うのは黒革の胸当て、鍛え上げられた腹筋と臍の下にはやはり黒革のハイカットしたパンツが尻を覆うのみ。
自分のサイズに合った制服を仕立てるのは布代がかかってもったいないから、とは本人の談だが、単に窮屈な装いを嫌っただけだろうというのが大方の見解だ。普段身に着けているまともな制服は二角帽とコート、そしてブーツだけだった。(そしてそれらすらしばしば着用を忘れられた)
「こんな重い物をわざわざこんな中……ご苦労さんなこったねえ……」
カーラは投石機を眺めながら言う。男手とは言え二人だけでは重労働だろう。カーラであれば、あるいは一人でも楽々運ぶのかもしれないが。
「で、それ……誰の許可とってこんな所まで運んできてんの?」
男達が顔を見合わせ、次の瞬間脱兎のごとく逃げ出す。が、その襟首をむんずとカーラが掴んで引き戻す。
「おいおい、女に恥かかせんなって! 一言も口聞かないでどっか行こうとするってどーよ。あたしにゃそんなに魅力がないのかい……」
ムギュウ!
捕まえた二人の顔を自分のバストに押しつける。腕をそれぞれの首の後ろに巻きつけて抱くような形だ。
「ふぁなすぇっ! この化物女!」
「苦るひっ……このデカ乳……息がっ」
自分たちの頭ほどもありそうな、ふかふかの乳房の中で男達がもがく。
「お前らぁ……」
笑みの形のまま開かれた唇の奥にギリギリと喰いしばった白い歯が覗く。、カーラの額に青筋が立つ。
「レディに対する言葉使いがなってねえぞ!」
ベストとブラウスを着込まず、その規格外の豊乳を直に覆うのは黒革の胸当て、鍛え上げられた腹筋と臍の下にはやはり黒革のハイカットしたパンツが尻を覆うのみ。
自分のサイズに合った制服を仕立てるのは布代がかかってもったいないから、とは本人の談だが、単に窮屈な装いを嫌っただけだろうというのが大方の見解だ。普段身に着けているまともな制服は二角帽とコート、そしてブーツだけだった。(そしてそれらすらしばしば着用を忘れられた)
「こんな重い物をわざわざこんな中……ご苦労さんなこったねえ……」
カーラは投石機を眺めながら言う。男手とは言え二人だけでは重労働だろう。カーラであれば、あるいは一人でも楽々運ぶのかもしれないが。
「で、それ……誰の許可とってこんな所まで運んできてんの?」
男達が顔を見合わせ、次の瞬間脱兎のごとく逃げ出す。が、その襟首をむんずとカーラが掴んで引き戻す。
「おいおい、女に恥かかせんなって! 一言も口聞かないでどっか行こうとするってどーよ。あたしにゃそんなに魅力がないのかい……」
ムギュウ!
捕まえた二人の顔を自分のバストに押しつける。腕をそれぞれの首の後ろに巻きつけて抱くような形だ。
「ふぁなすぇっ! この化物女!」
「苦るひっ……このデカ乳……息がっ」
自分たちの頭ほどもありそうな、ふかふかの乳房の中で男達がもがく。
「お前らぁ……」
笑みの形のまま開かれた唇の奥にギリギリと喰いしばった白い歯が覗く。、カーラの額に青筋が立つ。
「レディに対する言葉使いがなってねえぞ!」