この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
マスケッティア・オブリージュ ~凌辱の四美銃士~
第6章 ニンナーナ
 ブウンッ!

 カーラのマスケット、アッシュが唸りを立てて振り下ろされる。ひらりと身を躱して鞭を一閃させるニンナーナ。

ハラリ……

 カーラの胸当てが切り裂かれ、片方の巨大な乳房が露わとなった。その柔肌に血が横一文字の細い線となって滲み出す。

 ヒュッヒュ! ヒュン!

 続けざまに繰り出されるしなる針の攻撃がカーラの肌と衣服を切り刻んでいく。

「ホーホッホ! ウドの大木とはお前の事ね! 狭い地下道では思うように動けまい! ノロいわ、ドン亀めっ!」

 スパアッ! スパスパッ!
 ビシュッ! スバアッ!
 ビシュビシュビシュッ!

 思う存分鞭を振るい続け、ついに疲れで腕が止まりそうになってニンナーナは異常に気付いた。

(お、おかしい……)

「貴様っ、何故倒れない!」

 致命傷など与えなくても毒が回って昏睡するはずだ。それだけの傷はすでに十分つけたはず。

「笑かすんじゃねーぞ……」

 肌を裂く無数の傷も、破れて露出した乳も、まるで意に介することなくカーラが凄みのある笑みを浮かべた。

「こんな程度であたしが倒れるかよ!」

 雄叫んで全力のタックルをかます。

 ボゴオオオオン!

「ぐえっ!」

 体を跳ね飛ばされたニンナーナがぶつかった地下礼拝堂の壁が崩れる。中から白骨化した埋葬遺体がバラバラと転がり落ちる。

 カーラがぐいとニンナーナの足首を掴み、逆さまに持ち上げた。

「クソッ! 放せ!」

 宙ぶらりんとなったニンナーナをそのまま右に左に振る。

 バゴッ!
 ドガアッ!

 ニンナーナの体が叩きつけられるたびに壁面が崩壊する。

「な……なんてバカぢか……ら……」

 息も絶え絶えになりながら、ニンナーナは悟った。この規格外の巨体を持つ女には通常量では毒が効かないのだと。
/200ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ