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マスケッティア・オブリージュ ~凌辱の四美銃士~
第7章 ナルシャ・ブランシェ
「嘘をつけっ!」
「う……嘘じゃないわ……ナルシャ」

 初めてカテリナがナルシャを見た。熱に浮かされたような表情だ。

「カテリナは……あなたの隊長は……ピエル様の肉便女なの。ぢゅぶっ……おひんぽ大好きな私の唇で……ひえるひゃまの……ぢゅっ……ぶっといのを……ふぢゅっ……んぶっ……お掃除フェラするのが私の使命なの……」

「た……隊長……」

 助けに行こうとして、身動きできないことに気づく。

 ナルシャはピエルの私室のテーブルの上に仰向けに寝かされ、両手両足をテーブルの脚に縛りつけられていた。

「なっ……」

 しかも、カテリナと同じ一糸まとわぬ姿となっているではないか。

(ゆ……夢……?)

 あまりにも現実離れした状況に、一瞬まだ自分が目覚めていないのかと疑う。

「ピエル様……そろそろ俺達にもお願いしたいんですが……」
「ヒヒッ! こんなべっぴんの極上淫乱隊長を独り占めはいけねえですよ……」

「もう待ちきれねえっす!」

 ゾロゾロとカテリナを取り囲む三人の取り巻き達。

「お……お前達は……!」
「ヒーッヒーッヒ! アンタも良かったぜ……」
「ごちそうさんしたっ!」
「後でまた頼むな!」

(な……何を言っているんだコイツらは……ま、まさかっ)

 記憶が戻ってきた。屋敷に飛び込んでこの男達を蹴散らそうとしたが、おそらく直前に戦った女の仕込んだ毒のせいで……眠り込んでしまったのだ。

 そしてこの状況。
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