この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
春雪 ~キミと出逢った季節 ~
第3章 8年めの片思い

「蓮見、ちょっといい?」


ガラス張りの会議室で、企画部のミーティングが終わると

タブレット端末を操作しながら、遼くんが私を呼んだ。


「お前、次出社するのって金曜だっけ」

「はい、明日と明後日は大学に……」

「社員昇格についての、部長との面接。
日にち確定してないけど、俺も同席することになったから」

「…………!」


わわわっ、ついにきた……!

今朝沙月にも言われた話を思い出して、ゴクリと唾をのむ。

で、でもなんで遼くんが……


「りょ……加賀谷さんも……ですか?」

「俺のアシスタントみたいなもんじゃん、お前。
普段の勤務態度や適応能力とか、事前に部長に報告してたんだよ」

「え!? そ、そうなんですか……!」


知らなかった~~!

でもそうだよね、今遼くんが言った通り

ここでの仕事といえば、デザイン画をCADに起こしたり、業者さんや工場との段取りをしたり

遼くんの実務もそうだし、企画部全体の秘書みたいな感じだもんね。


/438ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ