この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
春雪 ~キミと出逢った季節 ~
第21章 来世の、来世で

……その時


「……ぷっ」


両手で頭を抱えて項垂れる、私の斜め上で

突然ユキが吹き出した。


「あはは、春ちゃんってホントなんなの?
ムキになりすぎ。
も~マジでウケるんだけど」

「……ちょ、ちょっと…」

「何度も言うけど、7つも年上なんて思えない。
27歳って嘘でしょ」

「~~~!」

「顔、そんな青ざめなくてもいいのに……くくくっ」

「~~ユキ! 笑い過ぎだよ!///」


足を砂浜に放り出して、お腹を抱えて爆笑するユキ。

も~~青くなった顔が瞬く間に火照ってきちゃったじゃない。

何も言い返すことができずに、口をパクパクさせてしまう。



「……あー、腹イタイ」


やっと落ち着いたユキが、髪を片手でかき分ける。

しょうもないことで、ずいぶん長い事笑っていましたこと。

ユキから視線を逸らしたまま、イジケて頬を膨らますと……



「なんか、俺……これでいいや」


「………!」



……え……?


/438ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ