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第2章 「わかったわ……」

　跳び箱に上体の体重を預けて腰をグッと突き出す姿勢をとらされる。

「これで……いいの？　･･････あっ！」

　セーラー服の裾から、モゾモゾとギニーの手が忍び込んできた。ブラの上から手探りで詠の乳房の弾力を確めるように揉み込む。

「きゃうっ！」
「なんだあ？　可愛い声も出せるんじゃねーかお。エシシシッ！」
「ふあっ……くうっ！　や、やめて……」
「馬鹿かお？　やめたら検査にならねーお！」

　もぞもぞ、もにゅもにゅと、ギニーの太くて短い指が、男に触れさせたことなど一度もない詠の柔肉を蹂躙する。

　服の裾が捲り上げられると、いつの間にかホックを外されていたブラから、双乳が釣鐘となって露わとなった。

「服の上から見るよりもっとデケーんだお！　先っちょもキレーなピンクの……いやらしいおっぱいしてるお！」

「そ、そんなこと……ない！」

「そうなのかお？　いやらしいおっぱいじゃないと囮にはなれないお！　残念お！」

　ギニーが媚薬の瓶を投げ捨てる素振りを見せる。

「だめっ！　待って！　私は……私はいやらしいおっぱいをしているわ！」
「エシッ！　それなら、本当にいやらしいかどうか確かめてやるお！」