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退魔風紀 ヨミ ~恥獄の学園~
第2章 「わかったわ……」
「スカートは邪魔だから脱いじゃえお! 早く、早くお! 手伝うかお?」

(あり得ない……男の子に、そんな……見せるなんて!)

 詠の心臓が早鐘を打つ。そんな恥ずかしい事は考えたこともなかった。

 しかし――

「早くしないと……わかってんのかお」

 ギニーが瓶を振り上げる。この脅迫に逆らえない。
 のろのろと、詠はスカートのサイドファスナーに手を掛けた。羞恥心が身を苛む。ギニーは正面からかぶりつきでその恥じらう様をいやらしい目つきで眺めている。

 ふぁさり、と音を立てて床に落ち、スカートは布の塊となった。

 次は――

「うっ……ううっ……」

 白のショーツに手をかけ、そこでピタリと手が止まる。

「どうしたお! 早くするお! それにまだお願いの言葉が聞けてないお!」

「く……う、うう……うううっ」

 詠は目を閉じ、ありったけの勇気を振り絞って覚悟を固める。

「ど、どうか……よくご覧になってください」
「何をご覧になればいいのかお!」
「わた、私の……女である証拠を……」

「はああああああああ? 何言っちゃってんのかお! ちゃんと! 直接的に! そこの名前を言えお!」

「わ、私の……うう……プッシーを!」
「日本語で言えお! お前、日本人だろ!」
「……う、う」

 日本語のほうが詠とって卑猥さが増す。口を開こうとしても恥ずかしくて声にならない。

「お……オマンコ……」

 ついに言葉を発したとき、言いようのない火照りによって全身がカーッと熱くなるのを感じた。かつて感じたことのない感覚。羞恥心? 屈辱感? それもある。だが同時に心地よさのようなものもある。

 これは一体……。
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