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変身ティーチャー・リョウコ ~学園女子ハンターズの罠~
第4章 無理にでも変身する
《変身! トランス・ティーチャーフォーム!》

 無理にでも変身するしかない。リョーコは意識を集中し、良子の体内に眠る自身のDNAを覚醒させる。全ての細胞が入れ替わり、骨格レベルで肉体を完全に造り変えるコズミック・テクノロジー!

「わっ……わわっ! なっ? コ、コイツ姿が……」
「はっあ~ん!」

 たじろぐ周囲のハンターズ共を尻目に、リョーコはセクシーな喘ぎ声を上げる。

 変身の際の熱エネルギーが快感となって、いつも色っぽい声が出てしまうのだ。だがそれも一瞬の事、肉棒を引き抜いて立ち上がったリョーコはスラリと伸びた長い脚で、良子の処女を奪った男子の股間を踏みつけた。

「ぎゃうっ!」
「学園の平和は私が守る! 噂の女教師リョーコ、只今参上!」

 人間の姿が変わるのを目の当たりにして、驚き、虚を突かれている周囲の仮面たち。リョーコはその隙を見逃さなかった。

「てあっ!」

 ハイキックを一閃、二閃、片っ端に狼藉者たちを薙ぎ倒してゆく。

「ぎゃああっ!」
「ぐわっ!」
「やっ、やめて! た……助けて!」
「良子がそう言ったとき、お前らは助けたか!」

 ドシイッ!

 体重を乗せた前蹴りを急所に叩き込む。次々と地に伏すハンターズ。もとより容赦などするつもりはない。

 良子に、そして学園の女生徒たちにこいつらがしたことは万死に値する。逃げ惑う残党に、怒りに燃える良子の足刀が唸りを上げて叩き込まれた。

 そして、ついに最後の一人、おそらく主催者であろう司会をしていた生徒を会議室の隅に追い詰める。
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