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変身ティーチャー・リョウコ ~学園女子ハンターズの罠~
第1章 学園女子ハンターズ
「リョーコさん……私もこの人たちを放っておいてはいけないと思います。なんとしてでも止めさせなくては」
《良く言った! これ以上の犠牲者を出さないためにも、コイツらをとっちめてやらないと!》
ランキング上の女子生徒の顔写真にはいくつかバッテンがついており、それらの下には「済」と書かれている。生徒会長の写真にも印がつけられていることから考えて、おそらくすでに彼女たちはハンターズの毒牙に掛かってしまったに違いない。
《……ん? これは何かしら……良子、ちょっと画面をスクロールさせてみて》
リョーコが画面の下の方に何か気になる情報を見つけた。
秘密イベント! スク水撮影会開催!
特別会員の皆様にだけ、参加特典!
当校、地階会議室にて!
日時:・・・・・・
「これは……!」
《くだらないイベントを企画しやがって……しかし、場所も日時も明記してあるな。よし! 良子、このイベントに参加してやつらの正体を暴いてやろう!》
「はい!」
ふたりの気持ちはひとつだった。良子ひとりだったらとてもこんな危険なことをしようとは思わなかっただろう。だが、頼もしいリョーコがついている。今度もまた学園の平和を守ってみせる。
リョーコとふたりでなら、必ず成功する――良子はそう信じて疑わなかった。
これが淫獄への入口となることも知らずに。
《良く言った! これ以上の犠牲者を出さないためにも、コイツらをとっちめてやらないと!》
ランキング上の女子生徒の顔写真にはいくつかバッテンがついており、それらの下には「済」と書かれている。生徒会長の写真にも印がつけられていることから考えて、おそらくすでに彼女たちはハンターズの毒牙に掛かってしまったに違いない。
《……ん? これは何かしら……良子、ちょっと画面をスクロールさせてみて》
リョーコが画面の下の方に何か気になる情報を見つけた。
秘密イベント! スク水撮影会開催!
特別会員の皆様にだけ、参加特典!
当校、地階会議室にて!
日時:・・・・・・
「これは……!」
《くだらないイベントを企画しやがって……しかし、場所も日時も明記してあるな。よし! 良子、このイベントに参加してやつらの正体を暴いてやろう!》
「はい!」
ふたりの気持ちはひとつだった。良子ひとりだったらとてもこんな危険なことをしようとは思わなかっただろう。だが、頼もしいリョーコがついている。今度もまた学園の平和を守ってみせる。
リョーコとふたりでなら、必ず成功する――良子はそう信じて疑わなかった。
これが淫獄への入口となることも知らずに。