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第5章 肉体改造プログラム

「ま、怪物となって我がドワルギオンの戦力となるのもそれはそれで立派な廃物利用だ。私はかまわないけどねぇ」

「あにゃぁっ……ギギギにゃああっ！」

　ヨリコの声はすでに猛獣の唸り声そのものだった。理性がどれほど残っているのかも怪しい。残された時間はないに等しかった。

（そ、そうよ！　私のことはともかく、ヨリコちゃんを助けないと！　射精をさせればいい……そのはずね！）

　麗は自分の問題は後に回して、ヨリコの救助を優先する……そう考えた。が、果たしてそれは本心からのことだったか。それともそれによって必然的に起きる行為のための言い訳だったか。

「ヨ、ヨリコちゃん！　しっかり……今、助けてあげる……」

　そう言ってヨリコの股間に飛びつき、肉棒を両手で擦り上げる。

「ギャニャアアアアアアアッ！」

　咆哮。麗の手で愛撫され、そそり立つ異形の男根を突き出すヨリコ。

「は……早く出すのよ……射精してっ！　精液……精液を出してしまうのっ！」

　しゅっ、しゅっ、しゅっ、しゅっ、しゅっ、しゅっ、しゅっ！

　必死の手コキがヨリコを快楽の極みへと追い詰めてゆく。鈴口からカウパーが滲み、肉棒の先端が膨らむ。

　ドクッ！

「ひにっ……ふっ……ふにゃっ……にゃああああああああっ！」

　どびゅううううううっ！　ぶるっ、びぶうううううううううっ！

　絶頂の叫び声と共に、大量の白濁が宙に舞った。

　びぶっ……びぶっ……ぶりゅるるるるるううううっ！

　とめどなく噴出するヨリコの精液。

　跳ね散らかったそれは、麗の顔にもかかり、床にベットリと白い水たまりを作る。射精した瞬間、ドワリーナの言葉通りヨリコの姿は元通り人間のものとなり、力が抜けたのかどう、とそのまま倒れ込んだ。