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BLACK WOLF~crime~
第1章 籠ノ鳥
「い、嫌ぁ…」
思わず逃げようとしたが、体が強ばって言うことを聞かない。
恐い。
恐い…っ。
床の上の私に覆い被さり職場の制服を剥ぎ取る。
中はただのカッターシャツ。
そのボタンを引きちぎるように強引に引っ張ると、力任せに引っ張られたボタンがバラバラと床に転がった。
「やめてっ!やめて下さいっ!」
「抵抗してんじゃねぇっ!ここに閉じ込められてぇのかっ!?あぁっ?」
露になった胸元。
今の黒埼さんに触れられるのが嫌で思わず両手で覆い隠したが
「どうして…、こんな事…」
「自分の胸に聞いてみろ。…またあの幼馴染みと…っ」
何…?
どうして…?わからない…?
たまたま偶然会った幼馴染みと話してただけなのに…っ。
ハルちゃんとはもう何もない。
私が好きなのは黒埼さんだけなのに…っ。
「何だ、その下着は?」
「え…?こ、これは…自分で買った下着で…」
別に特別なものじゃない、普通に下着売り場で買った白の普通の下着だ。
私の下着を見ながら黒埼さんは溜め息を付く。
「俺が見立ててお前に送った下着は?」
「あ、あれは…」
黒埼さんはたまに服や下着を私に送ってくれるが、黒埼さんがプレゼントしてくれる下着は真っ赤だったり真っ黒だったりと、どうしても着用する気にはなれない派手なものばかり。
これから薄着になる季節なのに、そんな下着を付けてたら透けてしまう。
「お前には白は似合わない。お前のその白い肌には濃い色がよく似合うのに」
「あんな派手な下着…わ、私には…」
「さっさと脱いでもらおうか」
「あっ、や、やだぁっ!」
━━━━━ブチッ
似合わないと、そんな理由で私の下着をも引きちぎってしまった。
思わず逃げようとしたが、体が強ばって言うことを聞かない。
恐い。
恐い…っ。
床の上の私に覆い被さり職場の制服を剥ぎ取る。
中はただのカッターシャツ。
そのボタンを引きちぎるように強引に引っ張ると、力任せに引っ張られたボタンがバラバラと床に転がった。
「やめてっ!やめて下さいっ!」
「抵抗してんじゃねぇっ!ここに閉じ込められてぇのかっ!?あぁっ?」
露になった胸元。
今の黒埼さんに触れられるのが嫌で思わず両手で覆い隠したが
「どうして…、こんな事…」
「自分の胸に聞いてみろ。…またあの幼馴染みと…っ」
何…?
どうして…?わからない…?
たまたま偶然会った幼馴染みと話してただけなのに…っ。
ハルちゃんとはもう何もない。
私が好きなのは黒埼さんだけなのに…っ。
「何だ、その下着は?」
「え…?こ、これは…自分で買った下着で…」
別に特別なものじゃない、普通に下着売り場で買った白の普通の下着だ。
私の下着を見ながら黒埼さんは溜め息を付く。
「俺が見立ててお前に送った下着は?」
「あ、あれは…」
黒埼さんはたまに服や下着を私に送ってくれるが、黒埼さんがプレゼントしてくれる下着は真っ赤だったり真っ黒だったりと、どうしても着用する気にはなれない派手なものばかり。
これから薄着になる季節なのに、そんな下着を付けてたら透けてしまう。
「お前には白は似合わない。お前のその白い肌には濃い色がよく似合うのに」
「あんな派手な下着…わ、私には…」
「さっさと脱いでもらおうか」
「あっ、や、やだぁっ!」
━━━━━ブチッ
似合わないと、そんな理由で私の下着をも引きちぎってしまった。