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琥珀色の泡
第2章 Happy birthday
昔のこと。過ぎたこと。終わったこと。自分に言い聞かせるように、それでも話続けていた。


気がついた時には、涙が自然と溢れていた。


『ごめん。。私、何で泣いてるんだろうね。。』


そう言いながら、グラスに注がれたお酒を飲んだ。


『大丈夫。いっぱい泣いていいよ。』


朱里はそう言いながら、涙を拭ってくれた。
そして、耳元で囁いた。


『かおりん。合格だよ。』


『。。。。。合。。。格。。』


朱里はそう言うと、また、支配人を呼び寄せ、耳打ちをする。


そして、今度はグラスに注がれたシャンパンが運ばれてきた。






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