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快楽の奴隷
第13章 ミューズ
成人式の帰りに立ち寄った際キスをされたが、それ以来二人の間にはもちろん進展はなかった。
子供の背伸びと考えていた高梨だったが、彼女が必要以上に身体を触れてきたり、付き纏ってくることに多少の不安は持っていた。

だから念のために宏世と二人きりになることは避けてきた。
考えすぎかもしれないが、万が一問題が起きてしまってはまずいからだ。

「入学祝いでもせびりに来たんだろ?」

無理に笑いながら高梨は財布に手を伸ばす。
ここ一年で急速に女らしくなった宏世は従兄妹同士とはいえ、変な気分になりかねない。
小遣いを渡し、さっさと帰って貰いたかった。

「そんなのいらないって!! しゅうちゃんの安月給なんて当てにしてないから」

生意気なことを言う従妹はおどけて笑う。

「じゃあなにしに来たんだよ」

高梨は売り言葉に買い言葉でつい無駄なことを口走ってしまった。

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