この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
快楽の奴隷
第13章 ミューズ
----
--
高梨は悪夢の目覚めから一睡も出来なかった。
ただ目を閉じ、花純の隣で寝転がる。
七時過ぎに花純が起き、彼はその時に一緒に起きた振りをした。
「あー……昨日作ったミートソース食べてなかった」
キッチンにたった彼女は今さらその事実を思い出して笑った。
「じゃあ今から食べるか」
「朝からですか?」
高梨は下着を身に付けず、ワイシャツだけを羽織って花純に歩み寄って背後から抱き締めた。
「昨日は精を使い果たしたからな……朝からでも食べらる」
耳許で囁かれ、花純は擽ったさに身を捩る。
「もう……そんなにくっつかれたら……朝から欲しくなる……」
花純は手を伸ばして高梨の朝茎をソッと握る。
昨夜の猛々しい交わりの余韻は、まだ彼女の中に燻るように残っていた。
悪夢に魘された高梨は、その記憶を消し去りたいように花純を求めてしまう。
せっかく着たばかりの衣服や下着が剥ぎ取られ、一糸纏わぬ姿で花純は身を捩る。
「あっ……」
屈んだ高梨は指で秘唇を開口させて、チロチロと舌を遣った。
「朝、なのにっ……」
咎める声も弱々しく、花純は彼の髪を掴む。
--
高梨は悪夢の目覚めから一睡も出来なかった。
ただ目を閉じ、花純の隣で寝転がる。
七時過ぎに花純が起き、彼はその時に一緒に起きた振りをした。
「あー……昨日作ったミートソース食べてなかった」
キッチンにたった彼女は今さらその事実を思い出して笑った。
「じゃあ今から食べるか」
「朝からですか?」
高梨は下着を身に付けず、ワイシャツだけを羽織って花純に歩み寄って背後から抱き締めた。
「昨日は精を使い果たしたからな……朝からでも食べらる」
耳許で囁かれ、花純は擽ったさに身を捩る。
「もう……そんなにくっつかれたら……朝から欲しくなる……」
花純は手を伸ばして高梨の朝茎をソッと握る。
昨夜の猛々しい交わりの余韻は、まだ彼女の中に燻るように残っていた。
悪夢に魘された高梨は、その記憶を消し去りたいように花純を求めてしまう。
せっかく着たばかりの衣服や下着が剥ぎ取られ、一糸纏わぬ姿で花純は身を捩る。
「あっ……」
屈んだ高梨は指で秘唇を開口させて、チロチロと舌を遣った。
「朝、なのにっ……」
咎める声も弱々しく、花純は彼の髪を掴む。