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快楽の奴隷
第13章 ミューズ
そんな思いを胸にある夜、花純は高梨を港にある赤レンガ倉庫を改装したレストランに誘った。
その日は仕事帰りということもあり、花純はいつものスーツスカートの格好で高梨の前に現れた。
「へぇ……花純は安物のスーツを着てても綺麗だな」
「もう……そこはどんな服でも似合う、でいいんですよ」
相変わらず思ったことをそのまま口に出す高梨に、口を尖らせて拗ねる。
高梨はすぐに花純に何かを買い与えようとするが、彼女はそれを拒んでいる。
たとえカップルであってもそんなに頻繁にプレゼントを贈ったりはしない。
囲われてる女みたいな状況になりたくない彼女なりの抵抗だった。
建物内は赤レンガの外観はそのままに、内部は綺麗に改装されている。
二人はシュラスコの店の窓際の席に案内される。
普段はイタリアンやフレンチなどが多い二人のデートだったので、たまには趣向を変えてみる花純の提案だった。
その日は仕事帰りということもあり、花純はいつものスーツスカートの格好で高梨の前に現れた。
「へぇ……花純は安物のスーツを着てても綺麗だな」
「もう……そこはどんな服でも似合う、でいいんですよ」
相変わらず思ったことをそのまま口に出す高梨に、口を尖らせて拗ねる。
高梨はすぐに花純に何かを買い与えようとするが、彼女はそれを拒んでいる。
たとえカップルであってもそんなに頻繁にプレゼントを贈ったりはしない。
囲われてる女みたいな状況になりたくない彼女なりの抵抗だった。
建物内は赤レンガの外観はそのままに、内部は綺麗に改装されている。
二人はシュラスコの店の窓際の席に案内される。
普段はイタリアンやフレンチなどが多い二人のデートだったので、たまには趣向を変えてみる花純の提案だった。