この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
快楽の奴隷
第13章 ミューズ
赤レンガ倉庫を出た二人はコンテナが置かれてある付近を歩く。
平日の夜の港は歩く人も疎らだった。

「こっち……」

花純は軽く笑いながら高梨の手を引く。
そしてコンテナの列の隙間へと入っていく。

「おいおい。どこへ行くんだよ」

不可解な彼女の行動に苦笑しつつも高梨は従った。
月灯りも届かないとこまで歩むと花純は足を止める。
人がすれ違うのがやっとくらいの狭い隙間。
花純は高梨の背後にあるコンテナの壁面に勢いよく手をつく。
そしてそのまま顔をグッと高梨に近付けた。

「おい……」

壁と花純に挟まれた高梨は逃げ場を失う格好となっていた。

「ここで今すぐセックスして下さい……」

額をくっつけ、まつ毛が当たりそうなほどに瞳を近付ける。

「ここで滅茶苦茶にして欲しいの……」

高梨が無理矢理野外で誘うことはあっても、花純の方から誘うのはもちろん初めてのことだった。


/436ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ