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快楽の奴隷
第15章 求めすぎる心
無意味な嫉妬だということは彼女だってわかっている。
たとえ過去にどんな女性をどれだけ愛したとしても、今の彼の愛は自分だけに注がれていることも分かっていた。

それでも「もっと」と欲しがってしまう自分の浅ましさに自己嫌悪する。
高梨の何もかもが好きで、何もかもが欲しくて、歯止めが効かない。
自分がそれ程欲深い人間だということを、初めて知った。

花純は読みかけの『嗤う人形』を手に取り、栞を挟んだページを開く。
読まなければ苦しむこともないのに、嫉妬に駈られた疑心暗鬼は止めることが出来なかった。
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