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快楽の奴隷
第18章 なくして、得るもの
レジを済ませた花純は、あの日と同じようにネットカフェに向かい、個室に入った。
ブランケットをガラスにかけたあと、急く気持ちをわざと焦らし、シャツのボタンを外していく。
シャツを脱ぎ、ブラジャーも外し、スカートのファスナーを下ろし、ストッキングも脱いだ。
最後にショーツを下ろすと既に待ちきれない蜜が溢れ、糸を引いて汚していた。
全裸に眼鏡だけをかけた花純はようやく鞄から本を取り出し、ページを捲る。
この小説を愛する人に捧げる--
開いて直ぐに現れた文字に花純は泣き崩れた。
高梨は確かに今も生きており、自分を愛してくれている。
しなやかで艶かしい裸身を丸め、買ったばかりの書籍を涙で濡らしていく。
もうこの瞬間に死んでも悔いはない。
心の底からそう思えた。
ブランケットをガラスにかけたあと、急く気持ちをわざと焦らし、シャツのボタンを外していく。
シャツを脱ぎ、ブラジャーも外し、スカートのファスナーを下ろし、ストッキングも脱いだ。
最後にショーツを下ろすと既に待ちきれない蜜が溢れ、糸を引いて汚していた。
全裸に眼鏡だけをかけた花純はようやく鞄から本を取り出し、ページを捲る。
この小説を愛する人に捧げる--
開いて直ぐに現れた文字に花純は泣き崩れた。
高梨は確かに今も生きており、自分を愛してくれている。
しなやかで艶かしい裸身を丸め、買ったばかりの書籍を涙で濡らしていく。
もうこの瞬間に死んでも悔いはない。
心の底からそう思えた。