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快楽の奴隷
第4章 禁忌の絶頂
達せられなかった疼きは、熱を帯びて彼女を悩ませた。
どうされたいのか、彼女は分かっている。
しかし理性がそれを拒んでいた。
----鋭利な眼光を放つあの男に苛めてもらいたい……
私がどうされたいのか、まるで知っているかのようなあの指捌きで、導いて欲しい……
花純は震えながら高梨にメールをしていた。
恋人でもない男の身体を求めてしまうのは、生まれてはじめてのことだった。
気持ちいいことは大好きだが、心が通いあっていない男と関係、いわゆるセフレというものを作るのは拒んで生きてきた。
『逢えないでしょうか?』
短いメールを送信すると高梨からの返信はすぐに来た。
『ここに来い』という短い文面に住所が記されている。
甘い香りに惑わされて罠にかかる虫のように、花梨は地図アプリを頼りにその場所へと向かってしまっていた。
どうされたいのか、彼女は分かっている。
しかし理性がそれを拒んでいた。
----鋭利な眼光を放つあの男に苛めてもらいたい……
私がどうされたいのか、まるで知っているかのようなあの指捌きで、導いて欲しい……
花純は震えながら高梨にメールをしていた。
恋人でもない男の身体を求めてしまうのは、生まれてはじめてのことだった。
気持ちいいことは大好きだが、心が通いあっていない男と関係、いわゆるセフレというものを作るのは拒んで生きてきた。
『逢えないでしょうか?』
短いメールを送信すると高梨からの返信はすぐに来た。
『ここに来い』という短い文面に住所が記されている。
甘い香りに惑わされて罠にかかる虫のように、花梨は地図アプリを頼りにその場所へと向かってしまっていた。