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快楽の奴隷
第4章 禁忌の絶頂
「奥の部屋だ」
そんな花純の心を見透かしたように家の奥から呼び掛けられる。
震えながら言われるままに声のした方へと進んで行った。
廊下の床に敷かれた毛足の短い絨毯は、踏みしめると心地よい弾力が感じられたが、不安に怯える彼女にはまるで獣の背中に乗っているような不気味さを覚えてしまう。
一番奥の部屋、その扉をゆっくりと開く。
明かりもつけていない暗い部屋にはパソコンのディスプレイの青い光だけが灯っていた。
その光が高梨の顔を青白く染めている。
「すぐに終わる。そのソファーに腰掛けていろ」
「はい……」
足許に気を付けながら歩き、花純はソファーに座った。
彼女の体重を受け止めたソファーは体のラインに合わせて柔らかく沈む。
「よし……」
作業を終えた高梨はパソコンをシャットダウンさせると壁のスイッチを押し、灯りをつけた。
そんな花純の心を見透かしたように家の奥から呼び掛けられる。
震えながら言われるままに声のした方へと進んで行った。
廊下の床に敷かれた毛足の短い絨毯は、踏みしめると心地よい弾力が感じられたが、不安に怯える彼女にはまるで獣の背中に乗っているような不気味さを覚えてしまう。
一番奥の部屋、その扉をゆっくりと開く。
明かりもつけていない暗い部屋にはパソコンのディスプレイの青い光だけが灯っていた。
その光が高梨の顔を青白く染めている。
「すぐに終わる。そのソファーに腰掛けていろ」
「はい……」
足許に気を付けながら歩き、花純はソファーに座った。
彼女の体重を受け止めたソファーは体のラインに合わせて柔らかく沈む。
「よし……」
作業を終えた高梨はパソコンをシャットダウンさせると壁のスイッチを押し、灯りをつけた。