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快楽の奴隷
第5章 二人責め
休日であるため午後二時の日の高いうちに、彼女は高梨邸に訪れていた。
明るい日差しの元で見ると、改めてその立派な邸宅に息を飲んだ。
野趣を残しつつ綺麗に手入れが行き届いたイングリッシュガーデンは、庭師のセンスの良さを感じさせる。
呼び鈴を鳴らすと間もなくドアが開き、黒いタキシードを纏った男が出迎えた。
説明などなくとも執事と一目で分かる出で立ちだった。
花純より少しだけ年上に思えるその男は恭しく頭を下げ、「お待ちしてました」と告げると花純を中へと通す。
高梨は前回のように書斎にはおらず、リビングのソファーに腰掛けてワインの入ったグラスを傾けていた。
「お邪魔します」
「思ったより早かったな」
かけていたクラシック音楽の音量をリモコンで下げながら、高梨はソファーの自分の隣の席を軽く叩いて彼女を招く。
その仕種がどことなく子供っぽくて可愛く感じた。
明るい日差しの元で見ると、改めてその立派な邸宅に息を飲んだ。
野趣を残しつつ綺麗に手入れが行き届いたイングリッシュガーデンは、庭師のセンスの良さを感じさせる。
呼び鈴を鳴らすと間もなくドアが開き、黒いタキシードを纏った男が出迎えた。
説明などなくとも執事と一目で分かる出で立ちだった。
花純より少しだけ年上に思えるその男は恭しく頭を下げ、「お待ちしてました」と告げると花純を中へと通す。
高梨は前回のように書斎にはおらず、リビングのソファーに腰掛けてワインの入ったグラスを傾けていた。
「お邪魔します」
「思ったより早かったな」
かけていたクラシック音楽の音量をリモコンで下げながら、高梨はソファーの自分の隣の席を軽く叩いて彼女を招く。
その仕種がどことなく子供っぽくて可愛く感じた。