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虹色の楽譜
第6章 藍
「忘れない。このセックスを絶対に忘れない」
「うん。私も」
首筋にキスをしながら
私を抱きしめて律動を繰り返す。
「愛してるよ」
何回も何回も繰り返すその言葉のどこに
未来を感じればいいんだろう。
「愛してるわ」
何回も何回も応えるその言葉のどこに
約束を感じればいいんだろう。
お互いに心でカタい約束をして
相手を縛らないように決して言葉には出さずに
ただ愛してるよとその言葉に託した思いを。
いったい、どこまで心の支えにしろというのか―――
私を抱きしめる腕に力が入って
キスが唇に戻ってきた。
「はぁ・・・ぁ・・・・・ぁ」
身体中を撫でられ
私の身体ごと、記憶に閉じ込めるように。
段々と律動が早くなって
息が上がる。
私も愛してると心の中で何回も叫び
奏くんを抱きしめる腕に力を込める。
「かなで・・・く・・・んっ」
私を、置いて行かないで。
私を忘れないで。
「あかねさんっ」
言いたくて言えない言葉の代わりに。
愛してると涙とともに体からあふれだす。
「んぁぁ・・・・ぁ」
「うん。私も」
首筋にキスをしながら
私を抱きしめて律動を繰り返す。
「愛してるよ」
何回も何回も繰り返すその言葉のどこに
未来を感じればいいんだろう。
「愛してるわ」
何回も何回も応えるその言葉のどこに
約束を感じればいいんだろう。
お互いに心でカタい約束をして
相手を縛らないように決して言葉には出さずに
ただ愛してるよとその言葉に託した思いを。
いったい、どこまで心の支えにしろというのか―――
私を抱きしめる腕に力が入って
キスが唇に戻ってきた。
「はぁ・・・ぁ・・・・・ぁ」
身体中を撫でられ
私の身体ごと、記憶に閉じ込めるように。
段々と律動が早くなって
息が上がる。
私も愛してると心の中で何回も叫び
奏くんを抱きしめる腕に力を込める。
「かなで・・・く・・・んっ」
私を、置いて行かないで。
私を忘れないで。
「あかねさんっ」
言いたくて言えない言葉の代わりに。
愛してると涙とともに体からあふれだす。
「んぁぁ・・・・ぁ」