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欲望お伽噺
第1章 不思議の国の迷い子
アリスは何度か目をまたたかせ、プルプルと身体を小刻みに震わせる。そして舞台の終幕のように、長いまつげをゆっくりとおろしていった。
アリスは夢見る子供のような表情から、苦しむ女の顔へと変化していく。

{そうそう、可愛いアリスはこうでなきゃね。}

身体の奥が切なくたぎり、熱い子種を求めてよだれを垂らしている。
胸は息を吹き込んだように張りつめ少しの刺激にも反応するようになっていた。

──眠った女を滅茶苦茶に犯す。

イカレ帽子屋はそんなシチュエーションに興奮するイカれた性癖があった。
独自に調合した薬で半覚醒状態をキープさせると現実と夢が混同し、その内眠るだけでショーツを湿らせる淫乱へと仕上がるだろう。

{まぁひとまず、味と締まりの確認だけ、ね。}

そう言って、ゆっくりとアリスの股間に顔を埋める。清潔な下着とアリスの体臭が混ざりあう、本人すら嗅いだことのない匂い。それと鼻につく尿と汗の臭いに、タラタラと先走りが溢れだすほどたぎる、昂る。

{アリスのここ、少しに臭うな。ちゃんと拭いたのか?ほらほら、起きないと私が舐めてぐちゃぐちゃにしてしまうぞ…。}

イカレ帽子屋の人より長い舌が、筋の上の方にある皮を被ったクリトリスを優しくつつく。アリスは身体をビクッと痙攣させるものの、それ以上動くことが出来ない。どれだけ感じても動けない。嫌でも拒否できない。
この薬の効果はこれから本領を発揮するのだ。

{うん、味はそんなにしょっぱくないな。でも濃厚な、初物の味がする。}

大胆に舌をベッタリと這わせ、股間の全体をひと舐めする。ざらつきのある舌が股間をつつみ、上部にあるクリトリスも目敏く擦りあげた。

チロチロと舌先を固く尖らせ、指でなぞるように筋を押し広げていく。膣の入り口を何度も何度も…。まるでこれから入れるところを意識させるように、なぞり、しゃぶり、ベロベロと舐め回す。
奥からは濃厚な汁が止めどなく湧き出し、アリスの身体がどれだけ感じているかを知らしめる。
帽子屋はその様子に満足すると、源泉に近付こうと膣の中にゆっくりと舌を進めていく。

具合よく動くことも出来ないためもどかしさで狂ってしまいそうだ。だから快感に方向付けをしてやるのである。例えば誰かに抱かれている、というような具体的なイメージを。
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