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オーバーナイトケース
第1章 ありふれた出会い
「なんだよそれ、新しく買ったの?」

「ん?すてきでしょ?このバッグ。
 私のオーバーナイトケースよ」

「オーバー・・なに?」

「オーバーナイトケース」

「ふぅん、で、なに?」


2本の指でバッグのハンドル部分をひょいとひっかけて持ち上げた浩介は、
興味があるともないとも言えないようなどっちつかずの目で眺めまわしている。

クロコダイルの型押しのボストンタイプのバッグ。
大きさは、A4サイズの雑誌がすっぽり入る、といえばわかりやすいだろうか。


「で、なんなんだよ、オーバーナイトケースって」


その意味には関心を持ったようだ。
私の長い髪を指に巻きつけながら浩介は答えを催促した。
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