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オーバーナイトケース
第3章 不思議な出会い
化粧道具はまだしも、いくらポーチに入れたとはいえ、
下着が入っているバッグをさあどうぞとは見せられない。
「ごめんなさい、変な事ばかり・・
では確認してもらいたいんですが、バッグの内側にポケットがあるでしょう?
そこにレザーのタグが縫い付けてあると思うんですが、
イニシャル・・R・Mとありませんか?」
言われるままにバッグの中のポケットを見る。
なにか刻印されているのは解っていたけど、あらためて何かまでは気にしていなかった。
彼の言う通り、そこにはゴールドの文字でR・Mとあった。
「あ!ありますあります!じゃあやっぱり
これはあなたの知っているバッグなんですね」
外からは見えない内側にある証拠を言い当てたのだから、
これは間違いなく、この男の知っている品物なんだ。
しかし、このバッグが一体どうしたというのだろう・・・?
下着が入っているバッグをさあどうぞとは見せられない。
「ごめんなさい、変な事ばかり・・
では確認してもらいたいんですが、バッグの内側にポケットがあるでしょう?
そこにレザーのタグが縫い付けてあると思うんですが、
イニシャル・・R・Mとありませんか?」
言われるままにバッグの中のポケットを見る。
なにか刻印されているのは解っていたけど、あらためて何かまでは気にしていなかった。
彼の言う通り、そこにはゴールドの文字でR・Mとあった。
「あ!ありますあります!じゃあやっぱり
これはあなたの知っているバッグなんですね」
外からは見えない内側にある証拠を言い当てたのだから、
これは間違いなく、この男の知っている品物なんだ。
しかし、このバッグが一体どうしたというのだろう・・・?