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揺れる恋 めぐる愛
第9章 束縛と自由

お互いから放たれる熱は増々上がっていき、
情欲を孕んで嵐のように渦を巻きながら二人を呑み込んでいく。
痛みが無意識に躰を硬くしているのだろう……
大希さんは緩く私を抱きしめたままで瞼を伏せて……
突如グッと眉根を寄せた。
その時彼の躰から絞り出された熱い雫が私の胸に堕ちた。
ハッとして目を開けると、じっと堪えていたはずの彼の瞳が開き、
私を探しているように彷徨い始めた。
その視線に焦点を合わせると口角を一瞬だけ上げ……
こちらに微笑んでいるように見えた。
それが何かに対して同意を求める合図のような気がして……
私は少しだけ顎を引く。
それを確認したからなのか……
ゆっくりと彼の躰が動き始めた。
悩ましいほどゆっくり……
ゆっくりと……
その動きに合わせて私の躰が感じたのは……
もう痛みではなくめくるめく快感だった。
もどかしくも妖艶な律動を刻み、腰を打ちつけ続け……
彼自身を擦り付けながら私の膣内(なか)を行き来する。
それは、躰だけでなく心においても同じで……
やっと意識を取り戻し、落ち着いた私に優しく微笑みかけて……
再び躰に歓喜を巻き起こす刺激を擦り込んだ。
大希さんはそうやって私を何度も探りながら何度も果て……
その度にお互いの境目が分からなくなる程ドロドロに溶け合って……
文字通り一つになった。
情欲を孕んで嵐のように渦を巻きながら二人を呑み込んでいく。
痛みが無意識に躰を硬くしているのだろう……
大希さんは緩く私を抱きしめたままで瞼を伏せて……
突如グッと眉根を寄せた。
その時彼の躰から絞り出された熱い雫が私の胸に堕ちた。
ハッとして目を開けると、じっと堪えていたはずの彼の瞳が開き、
私を探しているように彷徨い始めた。
その視線に焦点を合わせると口角を一瞬だけ上げ……
こちらに微笑んでいるように見えた。
それが何かに対して同意を求める合図のような気がして……
私は少しだけ顎を引く。
それを確認したからなのか……
ゆっくりと彼の躰が動き始めた。
悩ましいほどゆっくり……
ゆっくりと……
その動きに合わせて私の躰が感じたのは……
もう痛みではなくめくるめく快感だった。
もどかしくも妖艶な律動を刻み、腰を打ちつけ続け……
彼自身を擦り付けながら私の膣内(なか)を行き来する。
それは、躰だけでなく心においても同じで……
やっと意識を取り戻し、落ち着いた私に優しく微笑みかけて……
再び躰に歓喜を巻き起こす刺激を擦り込んだ。
大希さんはそうやって私を何度も探りながら何度も果て……
その度にお互いの境目が分からなくなる程ドロドロに溶け合って……
文字通り一つになった。

