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揺れる恋 めぐる愛
第10章 懐疑と盲信
考え事をしているとこんなことになる。

私はいったんテーブルにのせた鶏とキャベツを下げ、

誰もいないキッチンで苦笑いしながら取り分けて量を減らした。

再びテーブルに持って行き、二人で食事をした。


美咲は美味しいと言ってくれ、ご飯のお代わりまでした。

女同士の食事も思ったよりはそれなりに楽しかった。

ふと…

真帆の事が浮かんだ。

この頃、会ってないことを思い出して寂しくなる。

今度真帆にメールしてみようと思った。


私の周りで、色々なものが激しく動き始めていた。

それは…

私の知らない所でも始まっていた。

食事が終わってもう1本DVDを見て

「今度は引っ越した家に誘うね」といい美咲は帰った。

 
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