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揺れる恋 めぐる愛
第1章 躰と心
「あっ、あっ、はあんっ……」
押し開かれ、擦りあげられ、潰され続ける快感は
今までのものとは全く違う代物で……
自分を保つことができなくなっていた。
それからはただ男の躰にしがみつき、
与えられるモノに支配されそうになる自分を
なんとか繋ぎ止めるのがやっとだった。
この私が……
まさかセックスごときに我を失い、溺れ、叫ぶなんて……
波を打ちながらも確実に駆け上がっていく感覚。
その合間に突如襲う脳髄を突き抜けるような快感。
目が眩むような悦楽の中、覚醒させられていく自分に脅えた。
全身の血が沸き立って心臓がこれでもかとバクバクし、
肉体がドロドロに蕩けてこの場に熔けて朽ち果ててしまいそうだった。
「いやんっ!!だめぇぇぇ~~」
男が膣内(なか)で反応するところを探り当てたのか……
腰を引いてもう一度そこを突いた。
汗が一気に噴き出て全身に力が入り……
躰が小刻みに震えはじめる。
まるで他人の躰のように予測不能の反応に掻き乱され流される。
チラリとその姿を見ようとしたが……
私の邪念を揉み消すように唐突に打ち込むスピードを加速させてきた。
「あぁあぁああぁぁ~~~」
もうそれ以上何かを考えることなんてできなくなる。
それが私とこの男との初めての交わりだった……
押し開かれ、擦りあげられ、潰され続ける快感は
今までのものとは全く違う代物で……
自分を保つことができなくなっていた。
それからはただ男の躰にしがみつき、
与えられるモノに支配されそうになる自分を
なんとか繋ぎ止めるのがやっとだった。
この私が……
まさかセックスごときに我を失い、溺れ、叫ぶなんて……
波を打ちながらも確実に駆け上がっていく感覚。
その合間に突如襲う脳髄を突き抜けるような快感。
目が眩むような悦楽の中、覚醒させられていく自分に脅えた。
全身の血が沸き立って心臓がこれでもかとバクバクし、
肉体がドロドロに蕩けてこの場に熔けて朽ち果ててしまいそうだった。
「いやんっ!!だめぇぇぇ~~」
男が膣内(なか)で反応するところを探り当てたのか……
腰を引いてもう一度そこを突いた。
汗が一気に噴き出て全身に力が入り……
躰が小刻みに震えはじめる。
まるで他人の躰のように予測不能の反応に掻き乱され流される。
チラリとその姿を見ようとしたが……
私の邪念を揉み消すように唐突に打ち込むスピードを加速させてきた。
「あぁあぁああぁぁ~~~」
もうそれ以上何かを考えることなんてできなくなる。
それが私とこの男との初めての交わりだった……