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揺れる恋 めぐる愛
第4章 愛しさと切なさ
自分の本心もままならないうちに12月がきて、
街は華やかなにぎわいに包まれていた。
今月で今年も終わる……
これからクリスマスにお正月。長い休みもあって……
本来なら楽しいことがいっぱいのはずだった。
でも、私の気持ちは沈み気味で、そんなことどうでもいい感じだった。
結局……
仕事をすぐにやめてほしいと言われたからというだけで、
私は自分の気持ちがわからなくなり先輩を一方的に拒絶してしまった……
先輩にもいろいろ考えがあっただろうに、
怒る自分を制御できなくなって何も聞こうとはしなかった。
今までの事を考えると、もっとゆっくりと話し合えば、
私達なら絶対に分かり合えるし、お互いの妥協点が導き出せるはずなのに、
何もしないまま、ただ逃げるように離れてしまった。
どうしてあのとき、もう少し落ち着いて先輩の話を
聞こうとしなかったのだろう?
そう考えられるようになったからか……
その瞬間から抱えきれないほどの罪悪感が私を苛むようになっていた。
落ち込み責め苛む気持ちをごまかす様に、
覚えなければならない仕事をただがむしゃらにがんばった。
人にも環境にも少しずつ慣れてきたからこそ……
色々考えてしまう余裕も出てきてしまったのかもしれないけど。
あれから……
私の方から連絡する勇気は無論なく、音信不通のまま1か月が過ぎていた……
街は華やかなにぎわいに包まれていた。
今月で今年も終わる……
これからクリスマスにお正月。長い休みもあって……
本来なら楽しいことがいっぱいのはずだった。
でも、私の気持ちは沈み気味で、そんなことどうでもいい感じだった。
結局……
仕事をすぐにやめてほしいと言われたからというだけで、
私は自分の気持ちがわからなくなり先輩を一方的に拒絶してしまった……
先輩にもいろいろ考えがあっただろうに、
怒る自分を制御できなくなって何も聞こうとはしなかった。
今までの事を考えると、もっとゆっくりと話し合えば、
私達なら絶対に分かり合えるし、お互いの妥協点が導き出せるはずなのに、
何もしないまま、ただ逃げるように離れてしまった。
どうしてあのとき、もう少し落ち着いて先輩の話を
聞こうとしなかったのだろう?
そう考えられるようになったからか……
その瞬間から抱えきれないほどの罪悪感が私を苛むようになっていた。
落ち込み責め苛む気持ちをごまかす様に、
覚えなければならない仕事をただがむしゃらにがんばった。
人にも環境にも少しずつ慣れてきたからこそ……
色々考えてしまう余裕も出てきてしまったのかもしれないけど。
あれから……
私の方から連絡する勇気は無論なく、音信不通のまま1か月が過ぎていた……