この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
喪われた記憶
第16章 忍び寄る影




そう言われてみれば、


髪からも体からもいい香りがする。





「………………寝ます。」




『よしよし、おやすみ。』




「………紫苑は寝ないの?」




声が震えたかもしれない。



今は少しでも長くそばにいてほしい。



だって……またあれが夢に出てきたら。





『……一緒に寝ていいわけ?
 寝るだけじゃ終わんねーかもよ。』




それならそれでいい。


逆によく寝られるかもしれない。




「…それでもいいから。
 今は…近くにいてほしいの。」



『………!』




私はそれだけ言うと、素早くタオルケットに潜り込む。






/438ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ