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喪われた記憶
第4章 触れられて…
――――――ドキッ
私の顔はもうきっと、茹でダコより赤いに決まってる。
―――どうして感じてしまうの
―――こんな奴の愛撫なんかに…
―――情けない…っ
―――たまらなく恥ずかしい。
男は突然、足の縄を解いた。
「…え?」
驚いていると、
足の間に男が入ってきた。
―――足が閉じられない!
今の私は男に足を開かされ、
頭より足が高い位置にある。
つまり、私の秘所は今
この男に丸見え…………ってこと?
「嫌だ!…見ないでっ!…お願いっ。見ないでください……」
止まっていた涙が溢れる。
目隠しは既にたくさんの涙を吸い過ぎた。
だから、目隠しから涙が漏れている。
「…うっ..ひっ…うっ…ズズッ……」
駄目だ…止まらない。