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喪われた記憶
第20章 檻の中





こんなこと言いたくないのに……



二度と言いたくなかったのに……



この歪んだ関係を…元に戻したかった…





私は四つん這いで歩いていく。


何とも屈辱的な格好で、父親に引かれながら。




昨晩からずっと抱かれ続けた私の体は


限界が近い―――………。















………………………………………






―――ボフンッ




「…ぃゃ」




『月琴…会いたかった……』






その目は欲に満ち溢れて怪しい光を放っていた。









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