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喪われた記憶
第22章 追求





ぽんぽん…と夏恋の頭を撫でてやった。




「…辛かっただろ?ごめんな。」



『頑張りました…りーちゃんのためです』



「ありがとな…」








リビングには叔父さんと叔母さんが居て、



二人とも青ざめた顔をしていた。





『ああっ……紫苑くん!』


『来てくれたのか…良かったよ』




「いえ……本当に申し訳ありませんでした!

 あいつを守ると言っておきながら……っ」






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