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第2章 澪

 そんな自分への気づきを思い返す。

 男を知る前の私は、レディースコミックや官能小説などを読み、漫画で描かれているエッチな描写や言葉などでいろいろと妄想を膨らませた。

 特に好きなジャンルは陵辱ものだった。

 実際、自分がレイプなどされたら、死んでしまいたいくらい運命を呪うだろうに、漫画や小説の世界で穢されてしまう女達の姿に興味を抱いた。

 セックスを知らない分、妄想を膨らませて読み進めていく事で異常なほど興奮した。

 ジワジワとアソコが濡れてきて、冷たい感触をショーツに残すほどエッチな気分になった。

 いけないと思いつつ、濡れた恥部を慰めていた。
むず痒くなる下半身がそうする事で気持ち良くなっていった。

 そんな自分に嫌悪しながらも、淫らなものへの好奇心は増すばかりだった。




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