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PINK
第2章 澪

ある官能小説を読んでいたら、非常に興味を惹かれる内容に出会した。
夢中で読み進めていったのを今でも覚えている。
自分のルックスに自信のない女が、顔を隠し、自分のセミヌードを撮り、その姿をブログにUPする事でいろんな男性からコメントを貰うようになった。
セクシーな身体だ。
隠してある部分を剥ぎ取りたい。
抱いてみたい。
君の写真で今夜は抜くよ。
などと顔の見えない異性が自分を評価してくれる事で自信を取り戻していく。
時には同性からも、『綺麗な身体ですね』というコメントを貰い、自分の身体を見せる事で快感を得るようになり、段々エスカレートしていった。
人から認められるって事は、それだけの影響力があるのだ。
私も自分を認めてくれる場所が欲しくなった。

