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PINK
第9章 初めての‥‥
優希は意外と真面目な男だった。
夏期講習で会うと、隣に座って講義を聞いていたり、終わるとお茶をして駅まで一緒に帰る。
同い年だから会話も合う。
学校の友達にこんな奴いるとかたわいもない話。
学食のカレーが美味いとか購買で売っている焼きそばパンは競争率激しいとか。
アイドル的な先輩が居て、憧れる女子も多いと何気に月見里の話をチラッとしたら優希はマトモに嫉妬した。
「澪さ、そういうの彼氏の前で言わねーだろ?」
「彼氏?」
「俺、澪の彼氏だろ?」
そう言って、優希は私にキスしてきた。
妄想じゃなくて、本当に唇を合わすチュウってやつ。
マジ、ドキドキした。
最初は触れる程度だった。
私が目を閉じると、唇を包み込む様な感触を残す荒々しいキスに変わった。
そのうち、優希が私の唇を舌で割って入ってきて舌を絡めてきた。
ジワジワと下半身がキュンキュン反応し、むず痒さMAX状態のままドキドキさせる。
そのまま身を任せると優希は私の唇を何度も奪う。
気持ちいい‥‥
キスって気持ちいい。
蕩けそうだよ
アソコも濡れちゃうほど気持ちいい。