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莉愛菜と彼の主従関係~あなたのために~
第6章 主人と奴隷の性旅行~始まり~
本当に海斗はあたしを良く分かってる。
ずっと外の景色を見てたあたしは、いつもと違う海斗の言葉と声音にびっくりして振り返った。
するといつもと違って眉を少し下げて伏し目がちに俯く海斗の姿があった。
「か、海斗…?」
呼びかけるとチラリとこちらに視線を向ける。
か、可愛いっっ!!!!
なんか犬だったら耳と尻尾が垂れてそう。
なんて大人の男性に失礼な事まで浮かんだ。
只でさえとっても整った顔立ちの海斗。
いつも凛として、大人な海斗。
だけど今の彼はあたしに甘えるように後ろから抱きついてお腹に腕を回し、あたしの肩に額を擦りつけてる。
海斗にこんな可愛い一面があったなんて!!
なんか、もうキュンキュンするっ!!!
いつも優しくて男らしい姿にキュンとしてるけど、これはこれで違うなぁ。
格好いい人ってどんな姿でもやっぱり恰好いいんだ。
今まで知らなかった海斗の姿を見れて、とても嬉しい。