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莉愛菜と彼の主従関係~あなたのために~
第6章 主人と奴隷の性旅行~始まり~
「莉愛菜チャン、やっとこっち見た。」
うん、やっぱり可愛いよ今の海斗。
本当どうしちゃったのっ?!
「か、海斗ごめんね。つい夢中になっちゃって。」
「いや、構わない。」
あたしが海斗に向き直ると、ようやくいつもの海斗らしさを取り戻してあたしの言葉にニヤッと笑った。
何か企んでるような、面白がっているような、そんな笑顔。
するとそっと耳元に唇を寄せて、低く甘い妖艶な声で囁いた。
「あとでその分俺だけに夢中にさせてやるから覚悟しろよ。」
その声にゾクゾクッと身体が震えた。
そんなあたしの反応を見て海斗は楽しそうに笑う。
「そうか、そんなに楽しみか。」
「か、海斗っ!!」
「今回は初めての莉愛菜との2人だけの旅行だ。いろんな想い出作ろうな。」
とても優しく笑う海斗の笑顔に、恥ずかしさからではなく顔が熱くなった。
「うんっ。楽しみっ!!」