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ティア・リフレインに捧げる
第7章 肉虐の機械はなお動きを止めず二つの孔を蹂躙する……
オルフィーンは自分が罠に嵌められたことを理解した。
シヂはこの体を弄ぶ気なのだ。どう答えようがここまでされた以上、これが取り消されることはないだろう。
「どうするね? ん?」
まただ。
この男は、必ず同意させる。
自ら望むと返事をさせるよう巧妙に仕向けてくる。
(悔しい……)
返事はすまい。
誇りに賭けて。
そう決めてオルフィーンは顔を背けた。
「答えぬ気か? クク……ではアレイオの釈放は反故じゃな」
獲物を屈従させる快感に喜色を浮かべてシヂが笑う。
(最低の男……!)