パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第9章 淫汁に滑る肉摩擦を意地汚く貪る高貴な膣襞は……

「あ……」

「どうされました？」

「せ……説明しなければなりませんか？」

「今までの話が作り事でないと仰られるのなら」

「うっ……くっ……」

「お体の具合がよろしくないようですな。もう、お休みになられては？　あやつのことは忘れることです」

　と、シヂ。

　心にもない言葉だ。
　そう言われればティアがむきになるとわかっての煽りである。

「お……お待ち下さい。私は……その……じ、自分で……」

「ほう、自分で？」

「自分で……自分の体を……な、慰めたのです」

「何故です？　ど、どうしてそのような淫らな真似を！」

　宰相の驚いた声に、ティアは心を竦ませた。

（あ、ああっ……やっぱり淫らなことなのだわ！　破廉恥な……あるまじき行為だった……）