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ティア・リフレインに捧げる
第2章 引き裂かれた純白のドレスからのぞく柔肌は……
(私の指……こんなにいやらしく動いて……絡めてしまう……もっと、触れたい……触れたくなってしまう)

「そう……ううっ……そうだ……ティア・リフレインよ。お前には才能があるな……男を悦ばせる才能が。見事だ」

 先端部分への塗布を完成させると魔物は真面目な口調でそう褒めた。

「は……あ……凄い……」

 熱に浮かされたように、ティアもまた魔物の股間のものをうっとりと眺める。もう、目を逸らそうとはしなかった。塗り付けられた体液でギラギラとぬめるそれは、ティアの手の中で幾筋もの血管を表皮に浮かせて禍々しい怒張を露わにしていた。

「どうだ、良い物だろう、チンポは」

「……チン……ポ?」

「そうだ、そういう名前だ、それは」

「チンポ……おチンポ……」

 侍女たちが耳にしたら顔を赤らめてしまうであろう下品な言葉がティアの口から発せられる。
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