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ティア・リフレインに捧げる
第2章 引き裂かれた純白のドレスからのぞく柔肌は……

 うっとりと咥内の愛撫に蕩ける下で、ティアのしなやかな指の一本一本が、魔物の股間の肉棒を優しく確かめる。

 それはすでに最初に目にした時よりも大きく膨れ上がり、隆とした屹立となっていた。

 そしてまた最初に触れた時よりも熱を増し、熱した鉄であるかのようだった。

 ぬるり、とティアの白い手の中にな生温かい液が零れ落ちる。

(熱すぎて中身が溶けだしたの?)

 それが何かを知らぬティアはそんなことを一瞬思った。ぬるぬるとした体液はどんどん溢れ、王女の高貴な手を汚す。

「それを塗り付けるのだ……俺のその先全体にな……そうだ、上手いぞ……」

 自分で操っておきながら、上手いも何もあったものではないのだが、魔物のその言葉によって、まるで本当に自分の意思でそうしているかのような暗示を与えられてしまう。
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