この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ティア・リフレインに捧げる
第3章 胎内に埋められた淫欲の火照りは鎮まることなく……
すでにぬかるんでいることを確める。
そしてそのぬかるみを拡げていくように、丁寧に丁寧に周辺へと塗りつける。
「ん……くっ、アッ!」
(わ……私の指……)
あのときの動き。
糸で操られながら優しく魔物のモノを愛撫した時の淫らな動き。
五本の指全てが別々の生き物のようになって高みへと導いゆく。
「は……あぁ……」
肉の裂け目に埋めると、深い充足感が下腹の熱源から届けられる。
蕩けきった表情を浮かべて、淫らに開いた口に空いている方の指を咥えさせる。
下唇を引っ掻くようにして優しく愛撫する中指に、舌を巻き付かせてそのまましゃぶる。
ぴちゅ、
と、唾液の弾ける音がした。
「ふ……ん……ぐぅ……アアンッ……」
痺れる。
(おなか……ハアッ……私の中……あ、か、感じる……)