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ティア・リフレインに捧げる
第3章 胎内に埋められた淫欲の火照りは鎮まることなく……
違う。
自分は節度と品位をわきまえた淑女として育てられたはずだ。
伝統ある王家の血統に恥じぬ姫君として。
その、品位ある白く豊かなヒップが淫らにくねり動く。
胎内に埋め込まれた淫欲の火照りは鎮まることなく、膣に潜る指先の慰めは、かえってその狂おしい欲求を激しく煽るだけだった。
「ああっ……アアッ!」
美しい眉が切なく眉間に寄せられ、その下で長い睫毛が瞼と共にふるふると震える。
ぐちゅ……ぐちゅっ! ぴちゃ……
肉裂から滴る愛の液はティアの指を伝ってその腕を濡らすほどとなっていた。
それでも、猛る情欲は収まる気配をまったく見せない。
(う……足りない……これじゃ……足りないの……ああっ!)