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ティア・リフレインに捧げる
第3章 胎内に埋められた淫欲の火照りは鎮まることなく……
そう言って、ティアの親衛隊長は退室してしまった。
(ああ、アレイオ……何を恐れているの? 私には恐れるものなどないというのに)
じゅわり……
「あ……」
まただ。
胎内に潜む淫熱が疼く。
倒れ込むようにして寝所に身を投げ出すと、ティアは乳房と秘所に手を滑らせる。
「く……う……」
(こ、今度のは……お、大きい……)
疼く度に強まってゆく官能の波動。
だが、今回のこれは輿の中で感じた時と比べて、倍を倍するほどの情動だった。
「アッ……」
思わず乳房に爪を立ててしまうほどの強烈な快感。
子宮の中に舌でも生えていて、それが内からべろりと舐めたかのような具体的な感触をともなっていた。