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ティア・リフレインに捧げる
第4章 浅黒い褐色の肌と、濡れたピンクの舌の淫猥なコントラストが……
「うむ。年甲斐もなく夜っぴて励んでしもうたわ。気に入ったぞ」
「それでは……」
商談の成立への期待に目を輝かせ、奴隷商人が相好を大きく崩す。
「うむ。女は連れて帰ってよいぞ。もう飽いたわ」
「えっ……いや、そ、その……先ほど気に入ったと仰られたのは?」
「気に入ったのはカラクリ仕掛けのほうじゃ。あれは良いな。買い取らせて貰おう。だが女は要らん」
「旦那様、そんなあ……」
奴隷商は傍らに吊られた自分の商品に目を落す。
陰部に突き込まれたままの張り型。
床に飛び散ったおびただしい体液の水たまり。
快楽に蕩けてだらりと舌を垂らした呆け顔。
ひと晩目いっぱいに弄ばれてひどく消耗しているのは一目瞭然。愉しむだけ愉しんで突き返すとは。
まずは試させろと無理やり女を置いていかされた結果がこれか。